So-net無料ブログ作成
検索選択

VAIO S(SB)からCシリーズにまで発展したIntel製SSDの換装実験。 [VAIOネタ]

icon
・VAIO S(SB)シリーズにSATA3.0のOCZ製SSDを搭載して爆速化する!
の続き。

というか、
VAIO S(SB)シリーズに、OCZ製「VTX3MI-25SAT3-120G Max IOPS」を載せたら
猛烈爆速マシンの出来上がり!で満足すれば良いものを、
果たしてこれは、OCZのSSDが高速なのか?
それともVAIO S(SB)シリーズのQuickbootが速いのか?

そこの切り分けが知りたいという衝動から、
以前から持っていたIntel 製「SSDSA2M080G2GC」にも載せ替えても
その挙動はどうなんだろう?というふとした思いつきから、
以下の超メンドクサイ道のりを進む事になる・・・。

------------------------------

<サクっとIntelのSSDに載せ替えて確認するはずが…>

icon icon
VAIO S(SB)シリーズのストレージの載せ替えは、前記事のとおり超楽勝。

【CAUTION!注意!】
本体を分解して故障させると、ソニースタイルの保証、メーカー保証対象外のため
有償修理、もしくは修理不能となる可能性があります。
この記事を読んで同様の事をして、万が一生じた損害は全て自己責任となり、
当方やメーカーは一切その責を負いません。

前回装着したOCZ製「VTX3MI-25SAT3-120G Max IOPS」を取り外して、
Intel 製「SSDSA2M080G2GC」を装着する。

そして、リカバリーディスクからリカバリーさえしてしまえば良いだけで
すっかり気を許しながらその作業にとりかかった。

Windowsブートマネージャーから「VAIO Care レスキュー」を開いて
「リカバリーウィザード開始」を進めようと思った矢先・・・

!!!!

icon icon
「実行中にエラーが発生しました」
『作業は完了していません。本機をシャットダウンし、再起動後にもう一度やり直してください。
 エラー:393』

ナ、ナンデスカコレ?

いや、冷静になろう・・・
何かたまたま起きた事だろう。

じゃ、もう一度気を取りなおして
リカバリーディスクの1枚目を丁寧に光学ドライブに収めてと
VAIOの電源をポチっと押してリカバリーウィザードに進めてと・・・

「実行中にエラーが発生しました」

未だかつてSSDの幾多の相性問題にもまったく失敗することもなく
完璧なまでに動作してきたIntel製SSDに相性問題なんてあるはずがない!

そうだこれは悪い夢でも見てるに違いない。
もしくは、俺の日頃の行いが悪いから何かを忘れてるのかも?

icon
改めて、BIOS画面で、ストレージの容量を認識している事を確認!
物理的に認識されてる。

Intel製SSDへの絶対的な信頼があって(VAIO側ではない。)
全く疑う事もなく、右往左往。

頭を巡り巡らせて、
そういやIntel製SSDって、以前にも何か問題あったなーという忘れかけの記憶をたどって
SSDに最新のファームを入れてみればいいんじゃ?と探してみたら
2011年1月26日付けの最新ファームがあるじゃないか!

・Intelの32nmプロセスSSD、不具合修正したTrim対応新ファームを適用。
・インテルR SATA SSD (ソリッド・ステート・ドライブ) ファームウェア・アップデート・ツール

おおう、コレだ!

すっかり当時(2009年12月)のファームのまんまだったから
きっと最新版にすればいいだけだ、きっとコレに違いない!!

と、今度はそのファームウェアアップデートのISOを
CD-Rに焼き付けて光学ドライブからbootしてやれば良い。

自分の場合は、ファームアップした後にCD-Rがゴミになるのがもったいないので
イメージ化して外付けHDD「IODD2501」にISOファイルのまま入れて、
光学ドライブとしてエミュレーションしてbootした。

icon icon
VAIO S(SB)シリーズに、Intel 製「SSDSA2M080G2GC」が収まった状態で
このファームウェアのISOイメージからbootすると
ファームアップツールが起動して、SSDの書き換えをする。

書き換えをスル・・・

アレ?

んーと、書かれている英語を読んでみよう。

「Intel SSD is not attached or disabled」

自分なりに訳すと、「アンタ、IntelのSSDも付けずになにやってんのっ!!」
と怒られた気分。。

まぁだいたいこの辺りまで来るとそろそろあきらめがつくというか、
がんばっても振り返ってもらえない悲しさみたいなものが漂ってくる。。

いや、「まだだ!まだ終わらんよ!」

icon icon
ふと、VAIO Zシリーズiconでファームウェアの書き換えをしようとした時にダメだったという例もあるので、
このファームウェアの書き換えだけは、他のPCでやってみよう!
(まだ、この後におよんでも現状を理解しようとしていない自分。)

って、事でIntel 製「SSDSA2M080G2GC」を
またしつこくVAIOで試してみたくて、VAIO Eシリーズ[14型ワイド]に装着して
ファームウェアのアップデートを試してみる。

そしたら、アッサリとアプデート終了ー。
何事もなくSSDに最新ファームが適用された。

そうか、やっぱり大丈夫だよなと確信に満ちて
またもやVAIO S(SB)シリーズにSSDを戻してリカバリーの再チャレンジ!

祈るように「VAIO Care レスキュー」から
「リカバリーウィザード開始」を進めてみると・・・

icon icon
「実行中にエラーが発生しました」
『作業は完了していません。本機をシャットダウンし、再起動後にもう一度やり直してください。
 エラー:393』

はい終了ー。

丸ごとイメージを移してみるという手段もあるけど
自分の中では、あくまでも通常のHDDと同じように
当たり前にリカバリー出来るのが前提だと思ってるのでこの時点でスッパリ諦める。

このIntel 製「SSDSA2M080G2GC」を使って、
新旧VAIO Zシリーズicon、T(TZ、TT)シリーズ、Wシリーズ、Eシリーズなどに載せてみて
ことごとく正常にリカバリー作業を完遂できていたのに
ここでガラガラと自分の中でのIntel製SSD神話みたいなものが崩れていく・・・

「嘘だと言ってよインテルぅー。」

------------------------------

<このSSDを同じSandyBridge搭載のCシリーズに入れてみる。>

と、終われない。
どうにも釈然としなくて、今まで全く問題なかったのに何が原因だったのか?
チップセットがSandyBridgeに変わって変化があったのか?

考えれば考えるほどに気になってしまって、
食い下がって、VAIO S(SB)シリーズと同じ最新チップセット“SandyBridge”を搭載する
VAIO Cシリーズ[14型ワイド]に、
Intel 製「SSDSA2M080G2GC」を載せて試してみる事にする。

もう、この時点で当初の目的とは全然変わってしまった(汗

icon icon
VAIO Cシリーズ[14型ワイド]のストレージ換装紹介は
ここでは初めてなので、簡単に紹介。

しつこいようだけど、ストレージ換装は自己責任で。

といってもVAIO S(SB)シリーズ以上に簡単で、
実は、先のVAIO Eシリーズ[14型ワイド]も全く一緒。

本体を裏返して手前左側にある2つのネジをはずして
手前側にあるひっかかりのあるツメを持ち上げると
保護カバーがパコっととれる。

icon icon
もうそこにいきなり2.5インチのストレージベイが見えてしまうわけで、
さらに固定されている2つのネジをはずすだけ。

そして透明のフィルムを掴んで、左方向にゆっくり引っ張ってやれば、
インターフェースが抜けてユニットごと取り外せる。

icon icon
後は、くっついている金属のアダプターを4つのネジをはずして取り外すだけ。

ちなみに、VAIO Cシリーズ[14型ワイド]に内蔵されていたHDDは、
HITACHI製「Travelstar 5K500.B-320(HTS545032B9SA00)」。

HDD容量320GB、回転数5400rpm
キャッシュ8MB、平均シークタイム12 ms
インターフェイスはSATA2.0。

ここで、Intel 製SSD「SSDSA2M080G2GC」に付け替えて
元に戻す。

icon icon
さぁ、後はまたリカバリーするだけなんだけど、
果たしてうまくいくのだろうか?と弱気になりつつ
リカバリーディスクを挿入してWindowsブートマネージャーから「VAIO Care レスキュー」を開く。

そして、
「リカバリーウィザード開始」のウィザードを進めると、
いともあっさりとリカバリー作業を開始。

その後も、次々へとリカバリーディスクを入れ替えて順調に進んで
もう本当に何事もなくリカバリー終了。

なんてこったい。
いや、うまくいってここは喜ぶべきところのはずなのに、何故か虚しい。

結局、ピンポイントで
VAIO S(SB)シリーズと、Intel 製SSD「SSDSA2M080G2GC」の相性みたいなものだという結論になってしまった。

もちろん、他のSandyBridge搭載のVAIOとの組み合わせでも起きる可能性もあるだろうし、
逆にSSDによってはまだこういった事は起きうるという事象に出くわしてしまって
これからも気を抜けないんだなという結論に至ってしまった。

------------------------------

<VAIO Cシリーズ&SSDのベンチマーク>

で、もうここまでやってしまったのだから、
VAIO Cシリーズ[14型ワイド]にSSDを載せた時の動作はどんなものか?
のベンチマークを測定するのは当たり前。

どうにでも悔しいので、VAIO CシリーズでリカバリーしたSSDを
そのままVAIO S(SB)シリーズ移植して(ドライバー類にエラーは出るけど)
同じようにベンチマークのテストをしてみて、違いがあるかを調べてみた。
(そう、この移植して動作させるには、普通にSSDをストレージとして認識して
何の問題もなく動作してる。。)

まずは、CrystalDiskMark3.0.1。


VAIO Cシリーズ & Intel 製SSD「SSDSA2M080G2GC」


VAIO S(SB)シリーズ & Intel 製SSD「SSDSA2M080G2GC」

100MBと1000MBのデータをリード&ライトを計測。

まぁ、SATA2.0(3.0Gbps)世代のSSDなので性能は知っていたけれど、
VAIO CシリーズもS(SB)シリーズもまずこのSSDの性能は出し切っている様子。

シーケンシャルの読み込みも250MB/s前後と順調に速いし、
書き込みは80MB/sくらいではあるけどもう充分に高速。

さらにintel製SSD得意のランダム性能が
読み込み書き込みともに高速で
Windowsを扱うにはとても快適。


次にHD Tune Pro 4.61で計測。
icon icon
icon
VAIO Cシリーズ & Intel 製SSD「SSDSA2M080G2GC」

icon icon
icon
VAIO S(SB)シリーズ & Intel 製SSD「SSDSA2M080G2GC」

こちらも、VAIO Cシリーズ、S(SB)シリーズともに当たり前に同じベンチマーク結果。

Benchmarkの読み込みのテストでは、
計測推移の波形まで同じで、平均値で235~237MB/s。

FileBenchmarkでもリードで240MB/s近く、
ライトで80MB/sという結果。

ランダムテストは、
Random 417~428IOPS、平均速度で211~217MB/sという結果で、
さすがに最新のOCZ製SSDにはかなわないものの
ランダムスピードとしてはしっかりと高速な結果を出している。

------------------------------

<VAIO CシリーズとSBシリーズのWindows起動速度テスト>

まぁ、Intel 製SSD「SSDSA2M080G2GC」の性能を
100%引き出してる事はわかったので、
次は、実際のWindowsの起動速度。

icon
VAIO S(SB)シリーズに備わっているQuick Boot機能が、
OCZ製の最新のSSDじゃなくても
SATA2.0(3.0Gbps)世代のこのIntel製SSDでも速度を発揮するのか?
ようやく知りたいところまでやって来た。

まずは、VAIO S(SB)シリーズでの
OCZ製「VTX3MI-25SAT3-120G Max IOPS」と
Intel 製「SSDSA2M080G2GC」との比較。

『VAIO S(SB)シリーズ』  OCZ製SSD  Intel製SSD
VAIOロゴ表示        ・・・約3秒  ・・・約3秒
起動しています表示     ・・・約6秒   ・・・約6秒
ようこそ             ・・・約16秒  ・・・約12秒
画面切り替わり壁紙出現  ・・・約17秒   ・・・約15秒
ワイヤレスLAN接続     ・・・約26秒  ・・・エラー
Web表示完了(IE8)    ・・・約28秒  ・・・エラー

前述したとおり、Intel 製「SSDSA2M080G2GC」は、
VAIO Cシリーズでリカバリーしたものを移植しているだけなので
ドライバー類が適用されていないためワイヤレスLANにはつながらずエラーが出たので
これはそのまま掲載。

修正しても良いのだけど、それは本来の状態とは違うものになるなという判断で
ここでは、一切手を加えない状態で計測した結果をそのまま載せた。

けど、立ち上がりが速いのは確かで、
起動ボタンを押して十数わずかでWindowsを表示する猛烈スピードには変りない。

SSDの性能というよりは、
QuickbootとSSDという組み合わせがこの速さを生み出しているというのがよくわかる。

icon
もちろん、新チップセットになったVAIO Cシリーズでも計測して、
HDDとの違いを見せてくれるわ!と思ったら
これまた予想外の結果が出てきた(汗

『VAIO Cシリーズ』  HITACHI製HDD Intel製SSD
VAIOロゴ表示        ・・・約3秒  ・・・約3秒
起動しています表示     ・・・約6秒   ・・・約6秒
ようこそ             ・・・約27秒  ・・・約17秒
画面切り替わり壁紙出現  ・・・約35秒   ・・・約18秒
ワイヤレスLAN接続     ・・・約47秒  ・・・約27秒
Web表示完了(IE8)    ・・・約65秒  ・・・約29秒

間違いなくHDDよりもSSDのほうが格段に速い!
ちょっと速いねとかそういうレベルではなくて
ぶっ飛びなほどに速い!

というか、この計測時間を良く見てみたら
ぶっちゃけ、VAIO S(SB)シリーズと比べてもほとんど差がないほどで、
これは今までのVAIOシリーズでは味わった事のない驚異の起動スピード!

------------------------------

元々は、VAIO S(SB)シリーズのQuickbootを知りたいと思って始めた実験が
かなりというか大幅に横道にそれてしまって
SSDの相性問題の検証をするハメになってしまったのだけど、
結果としては、VAIO CシリーズというかSandyBridge搭載モデルの
ストレージアクセスの高速性能を知る事が出来たので良かったと思うことにしよう。

という事で、
VAIO CシリーズにSSDを載せるメリットが発見されつつ
でも実際にはストレージ換装というリスクを少なからず負わないといけなくて、
VAIO S(SB)シリーズであれば
最初からSSDを搭載できるという事を踏まえても
VAIOオーナーメードでカスタマイズするのがものすっごく効率が良かったりする。

えぇ、こんなSSD相性問題で頭を悩ませる事もないしね・・・


詳しくはソニーストアのVAIO OWNER MADEへ。



Twitterボタン
最新ネタは、Twitterでつぶやき中!ID:kunkoku

iconicon

【TOPページへ】


2011-05-18 20:14  nice!(8)  コメント(2)  トラックバック(0) 

nice! 8

コメント 2

Riever

Intel SSDで相性ですと・・・!
これは意外、私も初めて見ました。今まで皆無と言って良いほどだったのに、こういうこともあるものですね。

SBであればもともと光学ドライブがいらないからHDDモデルを買ってSSDに・・・というZのようなこともいらないですし、+20,000円でクアッドの256GBに出来るならむしろこっちの方がお得ですから、迷わずクアッドSSDでよさそうですね。

それにしても、全開のUstに続いて今回の記事でますますQuickbootのメリットが分からなくなってきたりするのは私だけなんでしょうか(爆)
by Riever (2011-05-18 23:16) 

SSD交換

VAIO C(VPCCA)のHDD→SSD交換で参考にさせていただきました。VAIO購入当初作成したリカバリメディアでは、SSD交換後のリカバリ時同じエラーで作業が止まりましたが、リカバリメディアがアップデートされていたことを思いだし、新しくリカバリメディアを作成しなおしたところ全くエラーがなくなりました。ご参考になれば幸いです。
by SSD交換 (2015-06-07 14:27) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証: 下の画像に表示されている文字を入力してください。

 

トラックバック 0

この記事のトラックバックURL:
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

このブログの更新情報が届きます

すでにブログをお持ちの方は[こちら]


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。